第26章 束の間の休息
ジョディ「ちょっと椛!!
それ、私が聞いてるんだけどw」
ジョディの言葉に、彼女をジッと見つめる椛。
椛「うん…
そうよね。」
ジョディ「さては、どっちみち何かあったわね?
何があったの??
話してよ!!」
椛「何があった…?
そう言われると、色々あったけど…
いや、むしろ、そう言う点ではまだ逆に何も無いような…」
どっちつかずの言葉にジョディは、
『訳がわからない』と言う表情を浮かべている。
ジョディ「恋愛に関してはお国柄の違いね。
日本人の『お淑やかさ』は、私には持ち合わせてないから…
理解が難しいわ…
じゃあ質問を変えるわ!!
キスはしたの??」
椛「うん、それはした。」
ジョディ「えっ!?!?」
素直に答える椛。
そしてその返しを、聞いた本人のジョディが、酷く驚いている。
椛「何で自分で聞いておいて、そんなに驚くのよw」
ジョディ「いや、半分冗談のつもりだったというか…
振りだったと言うか…
じゃあ付き合い始めたのね!!
おめでとうっ!!」
ジョディのその言葉に、再び顎に手を当てて考え込み始める椛。