第26章 束の間の休息
椛「あはははっw
ありがとう!!
自分で作ると、自分の好きなシルエットが出せるしね♪
サイズもジャストサイズだし、身体のラインを綺麗に見せることが出来るのよ♪」
ジョディ「はぁ〜…
貴方…
本当に出来ることが多いわね。
と言うか、むしろ多過ぎじゃ無い??
人生何回目なのよw」
椛「いやいやいや!!
普通にみんなと同じ様に生きてるからw」
作業の様子を見て納得したのか、部屋を出て、食べかけのランチの続きをする為に、リビングに再び戻って来た。
そのままランチに戻ると、ジョディは続きを食べながら、
『あの時着てた服は作ってたのやつなの??』
『あの時の服は??』
と、ファッショントークが止まらない。
一つづつ、ジョディの疑問に返事を返しながらランチの時間は過ぎていった。
ランチが終わると、ジョディに声をかける椛。
椛「ジョディは時間まだ大丈夫なの??
デザート食べる時間ある??」
『デザート』と言う言葉を聞いて、目を輝かせるジョディ。
ジョディ「デザートまであるのっ!?」
椛「うん、ジョディが好きな和菓子作ったよ。
イチゴ大福。
ノーマルバージョンと、抹茶バージョン。
時間無いなら、包んで持っていけば良いと思ったんだけど。」
そう言って、バットに並んでいるイチゴ大福をジョディに見える様に、前に差し出した。
バットに美しく並べられたイチゴ大福に目を向けると、ジョディは目を輝かせる。