第5章 元刑事の憂鬱
ポアロのに突っ込んだ理由が、『ポアロ』を狙ったものなのか。
ポアロにいたその『テロ組織の男性』に危害を加えるためだったのか。
はたまた上階の『毛利探偵事務所』を狙ったものなのか、現状判断出来ないため、今後しばらく十分注意して欲しい。
とのことだった。
蘭「あの男性、あの時だれかと待ち合わせしてるみたいな事言ってたけど、、、
待ってたのはその組織の仲間の人だったのかな~。。。」
小五郎「その辺りはまだ分からない様だったがな~。
その可能性が高いだろうな~。」
コナン(そしたら、きっとあの毒殺された男の人の薬をすり替えたのも、その組織のメンバーが高い、、、
スパイだど気づいたメンバーの誰かが、スパイを始末しようとした可能性もある。
だとしたらあのトラックにひかれた男は直接狙われたのではなく飛び火か、、、?
それとももう元々2人も組織は始末しようとしてたのか、、、?)
蘭「、、、コナン君、コナン君!!」
コナン「あっ、蘭姉ちゃん。なぁに?」
(しまった、つい考え込んでた、、、)
蘭「なぁに?じゃないわよ!
もう!!
コナン君もしばらく一人で出かけたりは危ないからやめてね!!」
コナン「はぁい。」
蘭「せっかくの土曜日だから出かけようと思ってたけど、、、
今日はゆっくり家に居ようかな、、、
ねっコナン君!」
コナン「あっ、今日は僕、博士の所に行く約束があって~」
蘭「えっ、そうなの~!?
まぁ、博士が一緒なら大丈夫か、、、
十分気を付けて行ってくるのよ!」
コナン(悪ぃ、蘭)
「はぁいぃ!」
ポアロのマスターにもその話は行き、元々は修理工事が終わり次第営業を再開する予定だったが、修理工事を含め大事を取って休業日数を丸々1か月取る事に変更になった。
また、その数時間後、目暮警部から小五郎に電話がかかってくる。
電話口で少し話しをし、「ちょっと出かけてくる。」と小五郎も神妙な面持ちで急ぎ出かけて行った。
蘭(もう2人とも!! 結局出かけないのは私だけじゃない!)