第25章 コンフィデンシャルのその先に
椛(むしろわざわざみんなの前で…
このタイミングで…
なんだかこのセリフ、ちょっと真意が読めないんですけど…
それに、この有無を言わせない感じの、目に見えない彼の圧を、皆は感じないのか…??)
視線を安室からコナンに移し、答える椛。
その表情は少し戸惑い、苦笑している様に見える。
対照的に、安室はニコニコと笑顔を椛に向け続けている。
手に取っていた彼女の左手に、自身の右手を上から重ね、優しく両手で彼女の左手を包み込む。
安室「椛さん。」
椛「はい?」
安室「大切な話がありますので、明日退院したら聞いて頂けますか?」ニコニコ~
椛「あ、はい…」
椛(お兄さん…
顔笑ってるけど、さっきからホント目が全く笑ってないんですけど…
このタイミングで大切な話って何?
黒田さんの協力者だと、バレちゃったからな…
やっぱり怒ってるのかな…
それにしても周りにみんなも居るのに…
そんな事はお構いなしですかw
自由だな…)
その一部始終を見ていた、周り反応といえば…