第25章 コンフィデンシャルのその先に
安室「今回の件、
椛さんの身体に、傷痕を残すような事になり…
言葉で言っても、今回の傷痕が消えるわけでは無いですが…
二度とこんな事が起きないよう、これからは僕があなたを必ず守ります。」
安室はベット脇に立ち、そこに座る椛に目線の高さを合わせ、点滴が外れた彼女の左手を取ると、その手の甲に唇を落とした。
その一部始終を見ていた周り反応は…
園子「ギャーーー!!
あれっ?
何?
いつの間に??
それともいよいよ!?
いよいよなのぉぉ!?」
興奮した様子で悶える園子。
蘭「まぁ!?」
顔を赤らめて、嬉しそうに口元に手を当てる蘭。
哀(あらあら…)ジト目
歩美「えぇぇぇぇ~!
安室さん王子様みたいぃ!」
元太「椛姉ちゃんの手、美味いのか??」
光彦「げ、げ、げ、元太君!!
な、な、な、何言ってるんですか!!
そ、そ、そ、そんなわけないでしょ!!」
博士「若いっていいのぉ~♪」
コナンは口を開けたまま唖然とするが…
頭を横に振って切り替える。
コナン「安室さんと、椛さんって付き合い始めてたの??」
コナンのその言葉で全員、2人の方に視線を移す。
椛「…いや、そんなこと無いと思うんだけど…」