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ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第25章 コンフィデンシャルのその先に


椛「黒田さん?
それとあともう一つ、気になっていることが…」

黒田「あぁ、なんだ?」

椛「あの後…犯人とかはどうなったのですか?
犯人も、あとヘリのパイロットも、ショーベースに落下していたと思うのですが…」

黒田「…ヘリのパイロットは炎上した機内から焼死体で発見された。
犯人の男は落下の衝撃と、その後上から落ちてきたコンクリートの残骸に押し潰されていた。
検視の結果は一応圧死と言うことになっている。」

椛「そうでしたか…
生きたまま捕まえられなくて、すみません…」

黒田「いや、それは椛さんが気にする様なことでは無い。
むしろ、今回も爆弾の解体、見事だった。
回収処理に当たった爆発物処理班の隊員からも、感謝の連絡を受けているよ。」

椛「いえいえそんな!
お役に立ててよかったです♪」

黒田「今回、前回、前々回と、君が解体した爆弾の様子を見て、爆発物処理班からスカウトの話が来てるぞ…」

椛「えっ?」

思わぬ話の展開に流石に驚き、目を見開きながら、一段と大きい声が出てしまった。

その彼女の様子が面白かったのか、少し小さく笑っている黒田の様子が目に入る。

椛「流石に冗談ですよね??
それに1個目は一人じゃ無いし。
安室さんもいたし。」

黒田「いや、冗談じゃなくて本当の話だ。」

黒田の発言に、まだ血色の戻らない顔を酷くゲンナリさせて、黒田に目線を投げた。

その表情がまた面白かったのか、引き続き小さく笑っていた。
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