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ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第4章 銀翼の魔術師


椛(探りを入れられてるんだろうな〜…
流石にもう夜遅いし、眠いし。
今日は1人タクシーの方が気が楽だったな〜。)

駐車場に着くと安室の車が目に止まる。
月明かりに照らされて、白のボディはよく目立つ。
まさかこんなにすぐまた乗ることになるとは。

扉を開けて、助手席に乗り込む。

椛「先日に引き続き、すみません。送って頂いてしまって…」

安室「いえ、全く問題ないですよ。
僕の方こそちょっと強引でしたね…すみません。」

椛「いえ、そんな事ないですよ♪
(自覚はあるんかいw)
助かります。
コナン君、眠そうだったし。
子供の起きてるような時間じゃないですもんね。」

安室「もう時間も遅いですし、最短距離安全運転で向かいますね♪」

椛「ありがとうございます。」

夜道を走り出す。
時間が遅いためか道はとても空いていて、車通りは少ない。

相変わらず、安室の運転は心地よい。
時間も遅いし、睡魔が襲ってくる。

その様子に気づいたのか、
安室「家に着いたら起こしますので。寝てて良いですよ。」

椛「いえ、流石にそれは申し訳ないので起きてたいです。
せっかくなので何か…
安室さんの話を聞かせてください。」

安室「えっ?僕の話ですか?」

椛「はい、安室さんは皆んなといる時はどちらかと言うと聞き上手系ですし…
何か安室さんの話を聞きたいです。」

安室「そうですね〜、急にそう言われると逆に何話すか困りますね…
そしたら何か質問してくだい♪」

椛「質問ですか?」

安室「えぇ。」

椛「なんでも良いんですか?」

安室「えぇ、良いですよ。応えられる範囲なら♪」

椛「スリーサイズとか??」

安室「上から〜…」
椛「いやいや!!今のは冗談ですw」

ノリがいいなw
今のノリつっこみで目がちょっと覚めてきた。

隣で運転してる安室を見ると悪戯っ子の少年の様に楽しそうに笑っている。
(笑顔の振り幅広いな。
そして前回も思ったけど、運転してる時の横顔がとても綺麗な人だな…)と思う。
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