第23章 協力者の日常
篤「今日もバッチリですね!!
もはやもううちで、インストラクター出来そうなクラスですよw」
シュミレーターの画面には、月間ランキングスコア1位の欄に、堂々と彼女の名前が記載されていた。
椛「篤さんの指導の仕方がお上手なんですよ♪」
篤「まぁ、それはあえて否定はしませんがw」
椛「あははは!!」
篤「それにしてもですよw」
椛「かなり集中して通わせて頂きましたからね。
おかげさまで♪」
篤「こちらこそ、いつも通って頂いて嬉しい限りですよ。
椛さんは、実際の射撃場は行かれないんですか?」
椛「えぇ、実はまだ行ったことが無いんですよ。
そもそも好奇心だけで、そんなつもりではなかったので。」
篤「何度も言いますが、それは本当勿体ないですよ!
ここまで撃てるのに!
むしろ競技大会も出てみて欲しいぐらいですよw
本当に実射、興味ないんですか??」
椛「いや~、もちろん全く興味0では無いですけど、、、。」
椛(拳銃の射撃訓練の延長ぐらいにしか思って無かったとは、口が裂けても言えまい、、、はははっ)
篤「いつも仲間たちと月1ペースぐらいで撃ちに行くので、もしよければ椛さんも次回、一緒に行きませんか?」
人懐っこい顔で誘ってくる篤。
インストラクターとしての腕も良い。
確かに、初めて実射に行く時に、隣にいてくれたら心強い事この上ない。
椛(確かに、これだけ撃ってると実射に興味が無いわけではないし、皆で行くならちょっと楽しそうだなと思い始めてしまっているし、、、。)