• テキストサイズ

ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第23章 協力者の日常




朝の支度が終わった椛は、デスクについてパソコンを開く。

今日はこの後、1件目の打ち合わせが9時、そして2件目が10時と共にオンラインの為、それまでに事務作業を出来るだけ終わらせておきたい。

作業に集中で来るように、BGMをかける。

普段から朝ごはんを食べない彼女は、ハーブティー片手に仕事を進めていく。

仕事に集中していると時間はいつも、あっという間に過ぎていく。

椛(はぁ~!午前中終わった!
お疲れ私!)

時計を見ると時刻は11時半を過ぎた所だ。

朝から仕事に集中していた彼女は、お昼ご飯を食べるため、キッチンに向かう。

お昼ご飯の仕込み自体は朝に終わらせていたため、コンロにセットしてある浸水させておいたお米の土鍋と、出汁を取っていたお味噌汁用の鍋にそれぞれ火をかけた。

椛(今日のランチはぁ〜♪
鰻~鰻~♪)

生徒さんから定期的に頂く、真空パックされた鰻を湯煎にかける。

その生徒さんは、ここの鰻屋さんの常連さんらしく、定期的に送って来てくれる。

椛(本当にいつもありがとうございます。
感謝感謝。
鰻さんも。
私の所に来てくれてありがとう♪)

美味しくランチを頂くと、片付けをサッと済ませて、荷物を詰めて出かける。

今日は本来だったらこの後、黒田との射撃の訓練の予定だったが、例の連続爆弾事件の影響で急遽中止に。

署の人の出入りも、いつも以上に激しく、そして黒田自体も、今回の事件の対応に当たっているためだ。
/ 1094ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp