• テキストサイズ

ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第22章 JKのお悩み相談会


安室(結局、あの日から1度も連絡出来てないな、、、
もうあれから5日か、、、
元気にしているだろうか。)

ここ数日間、何度も電話をかけようとしたものも…
気づくといつももう夜中だった。

そしてよくよく考えると、出会ってから今の今まで、なんだかんだ定期的に顔を合わせていたため、5日間も彼女の姿を見ない事は初めてだと気づく。


最後に会った日の、彼女の温もりと香りが、頭の中をかすめる。

一度思い出すと、もうどうしようもなく会いたい気持ちが、泉が湧き出るようにとめどなく溢れだし、胸を締め付ける。

ベットに寝ころんだまま、サイドテーブルに置かれたスマホに手を伸ばす。

時刻を見ると、もうすぐ22時になる所だった。

安室(流石に迷惑か、、、。)

と思いつつ…
夢と現実の中をギリギリ行ったり来たりしながら、半分無意識にそのまま彼女に電話をかけていた。

暫くコールを鳴らすと、待ち望んだ彼女の声が耳に届く。

椛「もしもし。」

その声を聴くと、連日の身体の疲れも相まってだろうか。
電話越しでも、彼女の声にひどく安心し、心がじんわりと満たされ始める。
自然と口角が上がる事が、自分でも分かった。


/ 1093ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp