第4章 銀翼の魔術師
コナン「えっ!?!?安室さん!?!?
キッドは!?!?」
安室「ちょうど今逃げられてしまったところさ…。」
風に乗り、遠くへ飛んでいくキッドが夜空に浮かんでいる。
コナン「クソっ!!髪飾りは!?」
安室「返してもらったよ。」
安室の手に収まる髪飾りを見て少しホッとするコナン。
コナン「キッド何か言ってた!?」
安室「これは彼が求めていた物では無かったらしい。」
コナン「そうか…。」
それを聞いて何かを考え込むコナン。
その様子をじっと見る安室。
沢山の人が上がって来る音がする。
警備の警官達であろう。
合流した中森警部に状況を話し、髪飾りを手渡す。
中森「とりあえず、髪飾りは無事で良かった…
ご協力に感謝いたします!!」
そう言って安室に敬礼をした。
安室「いえ…
もう少しの所だったのですが…
キッドを捕まえられなくて…残念でした。」
そう言ってキッドが去っていた空を見上げる安室であった。