第22章 JKのお悩み相談会
園子「真さん…
いつも私が散々誘っても『忙しい』って言うばかりで全然会えないんですよぉ〜!!
それに蘭だって、最近ずっと旦那から放っとかれてるんですよ!!
こんなにいたいけで、可愛い私達を放っておくなんて、酷いと思いません!?」
蘭「ちょっと園子!!
新一は旦那ではないよっ!!
もぉ〜…
そんなんじゃないから。」
園子「何言ってるの?
いつも『新一が〜…』って言ってるじゃない!
もう2人は、付き合ってるみたいなもんでしょ!」
畳み掛ける様に言う園子の気迫に若干押され、そしてどんどん話が進む2人。
蘭「そんな…
だって幼なじみだし…
もう腐れ縁みたいなものよ。」
園子「けど、連絡も取りたいし、会いたいんじゃないの??
新一君に。」
蘭「まぁ〜、それはそうだけど…」
椛(なんか…
色々情報がごっちゃごちゃだな…)
蘭に向けていた視線を、園子は再び正面に座る椛に視線を戻すと…
園子「私達困ってるんです!!
これはもう恋愛経験豊富そうな、百戦錬磨の椛お姉様に聞くしかないと思って!!」
熱く語る園子はそう言って、再び椛に気迫を向ける。
椛(百戦錬磨って…
何情報だいw
どこから出たんだ?
どちらかと言うと、恋愛だけは苦手意識しか持った事無いんだけどな…ハハハっ)
トホホ
そんな内心は知る由もなく、椛からの回答を待っているのか、ジッと椛に視線を向ける蘭と園子。