第21章 米花町の発明家
博士「おぉ!!そうか!!
椛君の欲しいものは何じゃ?」
椛「…四次元ポケットが欲しいんです。」
博士「四次元ポケット??」
どうやら彼女は四次元ポケットを持つ夢を、まだ捨てきれて無かったらしい…。
博士「おぉ、それは流石に中々…
難しい要望じゃのぉ〜。」
椛「やはりそうなのですね…」しょぼーん
博士の話を聞き、やはり難しい要望なのだと悟る。
博士「まぁでも、四次元ポケットとまではいかずとも、代替え品は出来るのではないか?
つまり、何かを沢山持ち歩きたいと言う事じゃろ?
それらを小型化する事は出来ると思うが…」
椛「そうですか!!
ではもし何か本当に、小型化したいものが出てきたら、お願いしても良いですか?」
博士「あぁ、もちろんじゃとも!
わしは天才だからな!!
はっはっはっはっは!!」
どうやら交渉は成立したようだ。
そのまま、一通り研究室を見せてもらい、話が終わると、灰原とコナンがいるリビングに2人も戻ってきた。
全員揃った所で、お茶を入れ、そして先程のケーキ皆で頂く。
灰原「ん!?
これ凄いフワフワで美味しいわね。
普通のチーズケーキ程、重たく無いし…
豆腐で作ってるから、こんなにフワフワになるのかしら。」
椛「うん、お豆腐が良い仕事するんだよね♪
哀ちゃんにも喜んでもらえて良かった。
今回も砂糖じゃなくて甘味は味醂でつけてるの。
チーズは少し使ってるけど、普通のチーズケーキ作る時の半分以下ぐらいしか使ってないよ。
小麦はなるべく使わずに、酒粕と米粉を少し使ってるよ。」