第21章 米花町の発明家
袋の中を覗き込み、目を光らせる博士。
博士「これはケーキかの??」
椛「豆腐で作ったチーズケーキです♪
カロリーも普通のチーズケーキの1/3以下だし、ダイエット中でも大丈夫かな思ったのですが…
どうかな?哀ちゃん?」
最後は、目線を灰原に移して問いかける彼女。
『ケーキ』と聞いて、一瞬「キッ」っと博士に向けて、目を光らせていたものの…
灰原「そうね。椛さんがそう言うなら。
食べても良いわよ。博士。」
博士「やったぁ〜!!」
分かりやすく万歳をして喜ぶ博士。
どうやら灰原のオッケーがもらえたようだ。
コナン(これじゃあまるで、どっちが子供かわかんねーな…ハハっ)ジト目
博士の研究室を先に案内してもらう事になり、研究室の方に向かう。
コナンと灰原にも声をかけたが、『別に見たい物ないしパス』と言われた為、2人で研究室にやってきた。
所狭しと並ぶ、パッと見る何に使うものか分からない数多くの物達。
気になったものを指を差し、質問を投げかける。
椛「博士って何でも作れるんですか??」
博士「もちろん!!
天才発明家に不可能の文字は無い!!」
椛「…もし可能なら、私も博士に作ってもらいたいものがあるのですが…」
少し遠慮がちに、博士に提案してみる。