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ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第4章 銀翼の魔術師


そろそろ挨拶の時間だという事で、次郎吉が部屋を退出し会場に向かう。

会場内の様子は控室からモニターで見えるようになっており、皆で会場の様子を伺う。

そうこうするうちに会は進み、王妃の髪飾りのお披露目の時間になる。

厳重な警備の中、会場入りした園子。

無事髪飾りはお披露目され、パーティーは大盛況に終わった。

次郎吉の思惑通り、ベルツリー博物館の宣伝効果は抜群だっただろう。

控室に皆戻って来てホッと胸をなでおろす。

蘭「キッド現れなかったね。」

コナン「あ、うん、そうだね。」
(いや、まだだ。奴の言う予告時刻はまだこれからだ。あいつのことだ、何も起こらずすぎるはずは無い、、、。)

園子「キッド様、、、私の晴れ舞台見てくれたのかしら~、、、」

何も起きなかった事を少し残念がっている様子の園子。

小五郎「こんな厳重な警備の中、いくらアイツでも流石に盗み出すのは無理だと諦めたんじゃねぇか~。」

長い時間気を張って疲れたのか、小五郎も少し疲れた様子が表情から見て取れる。

園子「、、、王妃の髪飾り、とても綺麗だけど、重くて肩凝っちゃったわ。
こんな重いものずっと付けていた昔の王妃様は本当大変ね、ドレスも苦しくてそろそろ脱ぎたいわ、、、」

そう言って控室のソファに座る園子は髪飾りを外そうと手をかける。
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