• テキストサイズ

ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第19章 東都ビックサイト


安室「これは…
実際に入ってみると、かなりの出店数ありますね。」

椛「そうなんですよ!
本当はじっくり全部周りたいのですが、そうすると1日では終わらなくなるので、ある程度目星をつけて優先順位を決めないと、目当ての会社さんに辿り着けませんw」

安室「そうですね…
今日は、梓さん連れてこなくて、正解だったかもしれません。」

椛「えっ?何故ですか?」

安室「梓さんがいたら、あっちこっち気になったもの全部目移りして、中々前に進めそうに無いです。」

椛「あははっ!そんな感じでしたかw
私、多分まだ梓さんの性格、そこまで把握してないかもしれません。」

安室「無邪気で、可愛いらしいんですけどねw」

椛(あぁ、ダメだ。
悪気は無いと分かっていても、イラッとしてしまってる私…。
大人気ないぞ…。
顔には出てない筈…。)

椛「そうですね♪
ポアロの看板娘と言われる由縁が、よく分かります♪」

なんて事も無いように、笑顔で言葉を返した。
その言葉を聞いて安室は彼女の顔を覗き込む。

椛「??
どうしました安室さん?」

視線を感じて、自身より幾分背の高い彼を見上げる。

安室「人にはそれぞれ違った個性と魅力があります。
別に比べる訳では無いですが…

僕には椛さんの方が魅力的な女性に見えてますよ♪」

椛(えっ?)

安室「梓さんはどちらかというと、放っておけない妹?とか後輩?みたいな感じです。」

安室はニコニコと笑顔を向けながら、彼女にそう言葉をかけた。


/ 1093ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp