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ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第18章 丹碧の手鞠


椛「高明さんは三国志といった、中国史がお好きなんですね。
先日、長野でお会いした時は気付かなかったですが、言葉使いが三国志ですね♪」

高明「ほぉ。
椛さんは中国史がわかる方でしたか。」

椛「いえ…
中国史は正直、そんなに詳しくないです。
三国志と、春秋を少しかじったぐらいです。」

高明「その2箇所を抑えてるなら万々歳でしょう。
椛さんは歴史も分かるのですね。
では、どちらの時代が専門なのでしょう?」

椛「日本史は近現代史が専門です。
けど、ベタですが、戦国、幕末も好きですよ。
長野だと、やっぱり武田家と真田家は外せないですよね〜♪」

高明「おぉ!良いですね。
やはり武田家といえば、武田信玄公がお好きですか?」

椛「信玄公もカッコいいですけど、実は私は、武田家は勝頼推しなんです♪
一般的には『ダメな人』みたいなレッテル、貼られてしまってますけど、本人は優秀で良い男だったと思うんですよね〜♪」

高明「実に素晴らしい…。
それは武田家が好きな長野県民が聞いたら、非常に喜ぶポイントですね。
私の近しい人物で、1人、頭に浮かぶ男がいるので、聞かせてあげたいです。」

椛「そうですか?
では、機会があれば是非お伝えください♪

ちなみに真田家は、真田パパが好きですw」

高明「昌幸ですね。
成程、成程。
だんだんと、椛さんの好みが分かってきましたよ。」

椛「あははは!!そうですか?
それはちょっとお恥ずかしい…
ではこの辺で止めておきましょう♪」

高明「いえ、とても面白く興味深いので、是非このまま続けましょう。」

まさかの戦国武将の話で盛り上がる車内。

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