第4章 銀翼の魔術師
蘭「オスマン帝国の王妃の髪飾り、見るの楽しみだな~。
園子どんなドレス着てるんだろ~。
ねっ!コナン君」
コナン「えッ!あっ、そうだね!」
思いの他多い来場者に目を見張る。
(これじゃあキッドに「紛れ込んでくれ」と言ってるようなものじゃ、、、)
セキュリティチェックは入り口で確かに厳重にしているようだが、キッドにとってはザルみたいなものだろう。
受付を済ませて、警備の依頼で先に会場入りしている小五郎を会場で探す蘭とコナン。
すると見知った後姿の2人が目に留まり、声をかけるために会場内足を進める。
蘭「安室さん!椛さん!」
グラスを持って談笑してる2人が呼ばれた声に気づき振り返る。
安室「蘭さん、コナン君。」
椛「こんばんわ。」
蘭「お二人ももういらしてたんですね!
一緒に来たんですか?」
安室「いえ、会場でお会いしたので。
合流して先に乾杯を頂いてました。」
蘭「そうだったんですね!」
椛「コナン君、今日も服装決まってるね♪」
コナン「あっ、ありがとう。」
蘭「父を探してるのですが、見かけませんでした?」
椛「小五郎さんなら先ほど警部さん達と一緒にステージ前にいるところを見かけましたよ。」
蘭「そうですか、ありがとうございます!
声をかけに行って来ます。コナン君も行こう。」
安室「僕たちも一緒に行きましょう。
毛利先生に挨拶したいですし。」
椛「えぇ、そうですね。」
4人で小五郎を探しに会場を進む。
すると、秘書の西野に声をかけられて控室に案内される。
どうやら小五郎たちも今はそちらにいるらしい。