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ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第18章 丹碧の手鞠


高明「こちらは長野のお土産です。
もし宜しければどうぞ。」

椛「えっ!?そんな。
気を使わせてしまいすみません。
良いのですか?」

高明「えぇ、もちろん。」

椛「開けてみても?」

その彼女の言葉に、柔らかく頷く高明。
どうやらYESの様だ。

その仕草を確認すると、紙袋の中身を覗き見る。

椛「これ…」

中身を確認した彼女は一度顔を上げて、高明に目線を戻す。

先程同様、微笑みを称えながら再び頷く高明。

紙袋から中身を取り出すとそこには

椛「味噌モナランタン…」

見覚えのある懐かしいパッケージに驚きを隠せないが、思わず笑みが溢れる。

椛「どうしてこれを??」

高明「椛さんがこちらがお好きだと、伺ってましたので。」

椛「そうですか。
聞いていたんですね…
ありがとうございます。
嬉しいです。
美味しく頂きます。

…高明さんは召し上がったこと、あるのですか?」

高明「いえ、実はないです。」

椛「ふふっ。
そしたら、もし良ければ今一緒に頂きませんか?
日本茶によく合いますよ。」

高明「そうですか…
ではお言葉に甘えて。
一緒に頂きましょう。」

椛「はい♪」

彼女は箱を開けると、赤と青両方取り出し、どちらの色も1つづつ高明に手渡す。

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