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ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第4章 銀翼の魔術師


翌朝、夜中に届いたキッドの予告状について緊急会議が開かれるとの事で、目暮警部から連絡を受けて小五郎は朝から出かけて行った。

そして放課後、園子の話を聞くために鈴木家に警察関係者が行くとの事で、園子に言われて蘭も放課後同席することに。

結局、『家族には秘密』と言うキッドからの『お願い』は話の流れから守れず、園子は若干肩を落とした。

そんな園子を慰める蘭。

ベルツリー博物館のグランドオープン日は今週末土曜日。

キッドからの予告状には前日金曜日の23時が予告時間になっている。
どうやらオープン前にその髪飾りを拝借するつもりのようだ。

次郎吉「可愛い園子の願いを叶えてやりたいんでな。
オープン前日の金曜日の夜、『王妃の髪飾り』のお披露目会と称して前夜祭のパーティーをマスコミ向けに開催しようと思う。」

中森「予告状の事を考えるとあまり賛成とは言い切れませんな、、、。」

次郎吉「警備体制はもちろん万全にするとしよう。
ベルツリー博物館の宣伝もかねて、どうせなら派手にお披露目をしようじゃないか!」

コナン(この人、一度言い出したら聞かないからな~)ジト目

放課後、蘭から連絡を受けていたコナンも合流し、蘭と一緒に鈴木家にお邪魔している。

次郎吉「毛利探偵も当日は是非力を貸してくれんか。
最初に園子が相談した相手だ。
君がいた方が園子も安心だろ。」

そう言って小五郎の肩を叩く。

小五郎「かしこまりましたぁ!
この毛利小五郎!
精一杯務めさせて頂きますっ!!」

コナン(おっちゃんがキッドの件で今まで役にたった事、あったっけか、、、)そしてジト目

中森「とにかく予告の日まであと3日。
その間も十分注意を怠らない様に。
こちらも警備体制を強化致しますので。」

次郎吉「あぁ、分かっとる。
今回こそ、あの怪盗を取っ捕まえてその顔を白日の下に晒してやるわい!!」
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