第14章 長野のコウメイ警部
安室「そうですか?
もし眠かったら寝てても良いですよ。」
椛「ありがとうございます。
けど、今のところ睡魔は大丈夫そうです。
そして今、安室さんに呼ばれて、話そうとしてた話、思い出しました!」
安室「おぉw
何でしょう?」
静かに外を眺めて居た所から、急にいつものテンションに戻ってきた彼女の姿に、思わず笑みが溢れる。
椛「年に一回、東都ビックサイトで、『発酵食品の展示会』があって、それが今年は再来週なので、私は行く予定なんです。
私は出店側じゃ無くて、新しい取引先発掘の為に毎年行くんですが、もし良かったら一緒に行きませんか?
前回、安室さんチーズ探してましたよね?
ポアロの再オープンよりも展示会の方がスケジュールは後ですが、チーズのブースエリア、結構広くて、色々な業者さん参加してるんですよ!
今後の、レシピ開発の参考になるかと思いまして。」
安室「おぉ!
それは面白そうですね。
そういった展示会は今まで行った事ないので、是非行ってみたいです♪」
椛「うんうん!!
安室さんなら絶対楽しいと思いますよ!
是非一緒に行きましょう!
ポアロシェフの腕がなりますねw
展示会の詳細、メール送っておきますね♪」
そう言って、話しながらスマホを操作し始める。