第14章 長野のコウメイ警部
哀「いえ、気を使わなくて大丈夫よ。
せっかくなんだし、椛さんは温泉行ってきて。
椛さんが部屋出たら、鍵はちゃんと閉めておくから。
鍵持って出てくれる?」
子供達の言葉に甘えてもいいものか?
しかし、しっかりした物言いに、コナン君と同じものを感じるな〜と思いつつ、、、
椛「じゃあ、お言葉に甘えて行ってくるね♪
サッと入ってる戻ってくるから。」
そうして、お風呂セットを持って大浴場に向かった。
椛(うわぁ〜…
極楽〜天国〜仏の湯〜…♪)
満点の星空の下、石造りの大きな露天風呂に体を伸ばして浸かる。
先程の事件の影響なのか、時間が遅い為か、大浴場は貸切状態だった。
椛(長野は星が綺麗だな…
星が降ってきそう…)
そのまま星空を見ながら、永遠と湯船に浸かっていられそうな気がする。
椛(サウナ室もあったから、サウナも入りたい。
あまり長いは出来ないけど、ササっと一回整いたいな〜
サウナからの〜、水風呂の〜、満天星空外気浴とか、最高すぎて溶けちゃいそう…)
そんなことを思っていると、壁を隔てた男風呂の方から、扉がガラガラとスライドする音が聞こえた。
先程までは気配がなかったので、男湯も誰も居なそうだったが、どうやら足音からするに、1人入ってきた様だ。
椛(どうぞ、ごゆっくり〜♪)
壁を隔てたお隣さんに心の中で声をかけ、そのタイミングで、彼女はサウナに向かう。