第14章 長野のコウメイ警部
〜博士・コナン部屋 室内〜
博士「この部屋割りで良かったのか?
新一?
元太君と、光彦君が安室君と同じ部屋で。」
コナン「まぁ〜、普通に考えたらこうなるわな。」ジト目
ベットに横になり、くつろぎながら答えるコナン。
博士は部屋に用意してあったお茶と、お菓子を楽しんでいる。
博士「ワシには、安室君は悪人には見えんがなぁ〜。」
コナン「まぁ、正体が分からない以上、用心するに越した事はないと思うぜ。
けど、もし安室さんがもし組織の人間でも、あの人、なんつーか、子供にどーこーする人では無いと思うんだよな…。
まぁ、大丈夫だろ。すぐ隣だし。」
博士「そうじゃなぁ。
それにしても、その安室君と椛君、あの2人は何というか、、、
仲が良いと言うか…
仲間っぽさがあると言うか。」
コナン「博士からもそう見えるか?」
博士「うーん、そうじゃのぉ。
つい数週間前に知り合ったとは思えない…
何というか〜…
相棒感があると言うか…
言葉で表現するのは、中々難しいのぅ…」
博士は先程の様子を思い出しているのか、顎に手を当てて上を向いている。
博士「それに、あの赤井君が彼女の事を白と言うなら、椛君と安室君の距離感を見ている限り、彼も白なんじゃ無いか?」
コナン「椛さんはそうかも知れないけど、安室さんはまだ流石に謎が多すぎる。」
博士「うぅ〜、それは確かに…」
コナン「まぁ、そのうち掴んでやるよ。
安室さんの尻尾をな…。」