第14章 長野のコウメイ警部
〜椛・歩美・灰原部屋 室内〜
歩美「椛さんは、歩美達と一緒で良かったのぉ??」
部屋に入り、荷物を広げていると唐突に質問される。
椛「えっ?なんで?」
歩美「だって2人は恋人同士じゃ無いの??
同じ部屋じゃなくて良かったのぉ?」
そう言って、子供ならではの純粋な瞳を向けてくる。
椛「安室さんの事、言ってるんだよね??
それは違うよw
私達、付き合ってないから。」
歩美「そうなの??
あんなに仲良しに見えるのに?」
椛「そう見えるかもしれないけど…
歩美ちゃんも、元太君と光彦君、コナン君達と仲良しでしょ?
それと同じ感じだよ。」
歩美「そうか、それと同じか。
じゃあ大切な仲間って事ね!」
椛「仲間??」
歩美「うん!
少年探偵団の皆んなは大切な仲間だもん!
もちろんその前に友達でもあるけど。
同じって事はそーゆー事だよね!」
椛(ちょっとニュアンス違う気もするけど…
まぁ〜とりあえずいっかw)
椛「まぁ〜、そんな所かな♪」
その返答に歩美は納得したのか、笑顔を向けて自身のベットに荷物を置きに行く。
灰原はその2人の様子を黙って見守っていた。