第14章 長野のコウメイ警部
哀「ダメよ!
博士は今、ダイエット中でしょ?
1個ならまだしも2個食べるなんて。
カロリーの摂りすぎよ!」
博士「しかしだな〜、椛君も余らせてもしょうがないと言っておるし、誰かが食べんと…」
哀「ここには成長期の子供達がいるんだから、わざわざ博士が食べなくても良いでしょ。
博士が食べても、横に成長するだけなんだから!」
コナン(横にって…)プププッw
灰原の言葉を聞いて、1人隠れて笑うコナン。
博士「わしゃ〜、シュークリームが大好きなんじゃよぉ〜。
せっかく出来立ての美味しいシュークリームが、目の前にあるのに…
それに砂糖も使ってないって言っておるぞ…」
哀「どうしても2個目食べるって言うなら、今日の夕飯は、サラダのみよ!」
博士「そんなぁ〜…
哀くん〜…」トホホ
今日の夕飯は、皆でホテルの方で頂こうとの事で、懐石料理を神原夫妻の方で予約してくれている。
流石に最後の灰原の一言が効いたのか、2個目を取ろうとした手をグッと抑えて、自身の膝の上に戻した。
どうやら博士は、シュークリームの誘惑に打ち勝ったらしい。
しかし、隣で美味しそうに2個目を食べる元太の事を、至極羨ましそうに見つめていた。
その一部始終を見ていた藍子は
藍子「哀ちゃんは小学一年生なのに、しっかりしてるわね〜。
まるで、長年連れ添った熟年夫婦みたいな会話w」
微笑みながら2人に向けて声をかけた。
コナン(中身は小学一年生じゃねぇしな…)トホホ