第13章 雨のWednesday
安室「それにしても、鰹節も発酵食品だったなんて…
椛さんと知り合わなかったら、知らないまま、まだ過ごしていましたよ、きっと。」
椛「なんかね、発酵食品の中でも以外と盲点的ポジションみたいですね。
仕事の時もよく同じ事言われますw
それにしてもお料理、凄い楽しみですね!
出汁ばかり飲んで、お腹いっぱいになってしまいそうです!」
安室「確かにw
ちょっと、どんなものが出て来るか想像できませんね。」
ワクワクしながら2人でメニューを見て、何を注文するか決めて行く。
料理を注文し終わると、先に届いたドリンクで乾杯を交わした。
椛「先日は、あのあと梓さん、腰、大丈夫だったのですか?」
安室「えぇ、送った後、そのまま一日寝たら、次の日には普通に回復したと言ってましたよ。」
椛「そうでしたか。
それは、大事なくて良かったですね。
梓さんって一人暮らしなんですか?」
安室「えぇ、そうでしたね。一人暮らし用のマンションでしたし。」
椛「へぇ〜。そうでしたか。」
椛(あのまま、歩けない梓さんを部屋まで運んだのか…。)
モヤっとする心に蓋をして、何食わぬ顔で会話を続ける。