第2章 初めてのディナータイム
食事が終わり、お皿を下げてデザートの準備をキッチンで始める蘭、安室、椛の3人。
椛「やっぱりチェリータルトも美味しそうですね。」
盛り付けしている安室の手元を見ながら嬉しそうに微笑む。
安室「そう言って頂けて嬉しいですよ。」
安室は皿にケーキを次々と盛り付けていく。
しばらく営業休止のポアロから日が長く持たなそうなフルーツも一緒に持って来てケーキに添えているため、お店で頂くよりずいぶんと盛り付けが豪勢になっている。
蘭が入れた紅茶も一緒にリビングに運ぶ。
園子「わー!!凄い美味しそう~!
やっぱり食後にはデザートが欠かせないわよね♪」
出てきたケーキ達を見て目をキラキラさせている。
セッティングをし、それぞれが席について食べ始める。
コナン「園子ねーちゃん!
そろそろ小五郎のおじさんに話したい話聞かせてよ~!」
皆が一斉に園子の方に目を向ける。
園子「それがね~!
おじ様ここだけの話なんだけど、、、」
神妙な顔をして話始める園子。
小五郎「あぁ、どうしたんだ?」
園子「実は~、、、」
小五郎「実は??」
少し間が開く。
先を即すようにコナンが軽く身を乗り出す。