第11章 追憶のカラクリ箱
藍子「ちょうど、来週末の連休の時に行く予定だったから、その時試してみるわ♪
ありがとう!」
大事そうに、鍵を握り締める藍子。
元太「えっ?来週ってもーすぐじゃんか!」
歩美「いいなぁ!!歩美も中見てみたい♪」
光彦「カラクリ職人さんの部屋って言うぐらいですから、きっと何かすごい物がありそうですね!!」
どんどんと妄想が止まらない3人。
藍子「あら、そしたらあなた達も一緒に行く?」
その提案に3人は目を輝かせる。
光彦「えっ??良いんですか?」
歩美「歩美も行きたい〜!!」
元太「長野ってうな重あるのか?」
コナン「おいおいオメーら!
良い加減にしろよ!
流石に迷惑だよ!」
興奮する3人を嗜めるコナン。
康彦「別荘の方はそんなに部屋数は無いが、一緒に来るなら隣のホテルに泊まれば問題無いよ。
支配人に確認してみよう。」
藍子「そうね。
いつも主人と2人だけど、たまには大人数も楽しそうね♪」
どんどんの話が進んでいく。
哀「これはもう諦めた方が良さそうね。
それに、そのカラクリ職人さんのお部屋、私もちょっと興味があるわ。
あなたもそうなんじゃ無いの?」
灰原にそう言われると、少しバツが悪そうにコナンも
コナン「まぁ〜確かに。
部屋の中はちょっと興味あるけどよぉ〜。」
哀「あら、なんかいつもより機嫌が悪そうね?
自分が解けなかった箱を、大人2人に空けられたことが、悔しかったのかしら?」
少し図星だったのか小さく
コナン「うっせーよ…」
と少し悪態をついている。