第11章 追憶のカラクリ箱
コナン「いやいや、流石にガチのカラクリ箱は無理だって…」
コナン(推理系だったらまだしも…)
哀「あら、始める前から諦めるなんて、あなたらしくないじゃない?」
コナン「んなこと言ったってよぉ〜!!」
ふと目を向けると、コナンの事を羨望の眼差しで見つめる元太・光彦・歩美。
コナン「うっ、オメーら…」
歩美「コナン君お願い…中身が見たいの…。」
光彦「コナン君、お願いしますよ…。」
元太「コナン、頼むよ〜」
コナンは灰原の方に目を向けて助けを求めるが、等の灰原はやれやれと言ったら様子で、手を貸す気はないらしい。
コナン「わぁ〜ったよ。
とりあえずやってみるけど、無理だったら諦めろよ。」
そして挑戦する事5分…
コナン「お手上げです…」
どうやら諦めたようだ。
そう言って灰原に手渡す。
哀「こーいった類の物は知識がないのよ。
私も無理よ。」
そう言って歩美に手渡した。
歩美「コナン君でも、哀ちゃんでもダメか…」
歩美は椅子を降りて、ダイニングテーブルの反対側に座る安室の所まで来る。
歩美「安室さんも!お願い。」
安室「えっ?僕もかい??」
元太「探偵の兄ちゃん!頼むよ!」
光彦「お願いします!」
子供達に頼まれると、流石に断る事は出来ない。
安室の大きな手に乗せると、幾分箱が小さく見えた。