第11章 追憶のカラクリ箱
藍子「よしっ!!
無事椛さんにお渡し出来たし!!
満足したわ♪
お食事の途中にごめんなさいね。
席に戻りましょうか♪」
椛「はい♪」
匂いがつかないよう、バックを元に戻して布に包み、箱をしまう。
持ち帰り用に頂いた紙袋に入れて、ダイニングテーブルの席に戻った。
そのまま暫く談笑しながら、皆ですき焼きを美味しく頂く。
元太「流石にもう食えねぇや…。」
歩美「歩美ももう食べられない…。」
光彦「僕ももうお腹いっぱいです…。」
お腹をさすりながら満足そうにしている3人。
コナン「オメーら、流石に一気に食べすぎだろw」
灰原「あらっ。子供は成長期なんだから、
沢山食べた方がいいわよ。」
コナン(オメーも今は子供だろうが…)ジト目
藍子「満足して頂けたみたいで良かったわ♪
この後、椛さんから頂いたデザートもあるわよ♪」
デザートと聞いて元太、光彦、歩美は一瞬目を光らせるが、流石に今すぐはもう胃袋に入らなそうだと、食べる事を諦めたようだ。
子供優先で焼いていた為、大人組はいまだにお肉を好きな火加減で焼きながら、のんびり食べている。
椛「お肉も本当に美味しいですけど、これ…
卵がすごい美味しいですね♪」
藍子「流石!よくお分かりですこと!
主人が好きな平飼いの養鶏場があって、そこの卵を定期的に取り寄せてるのよ♪」
安室「なるほど、通りで。
黄身の味の濃さが全然違いますよね。」
康彦「喜んでもらえて良かったよ。」
しっかり味わいながら、すき焼きを楽しんでいるようだ。