第11章 追憶のカラクリ箱
その3人の声に、ふたたび後ろから顔を覗かせる哀とコナン。
コナン「椛さん…」
椛「コナン君♪」
コナンは、隣に立つ安室を見上げて声をかける。
コナン「安室さん、今日、椛さんと2人で来たの?」
安室「ん? あぁ、そうだよ。」
コナン「そうなんだ…。」
藍子「さぁさぁ皆んな!席について!
全員揃った所で乾杯しましょう♪」
その声に、皆ダイニングテーブルの席にそれぞれついた。
康彦「安室君は乾杯はビールがいいかな?」
安室「いえ、車で来てるのでお茶で結構です。」
康彦「そうか〜。それは残念だな。」
安室は申し訳無さそうに、康彦に軽く会釈して謝る。
康彦「椛さんは?
アルコールは飲みますか?」
椛「私もお酒飲まないので、お茶でお願いします。
…すみません。」
藍子「私も体質的に飲めないのだけど、この人お酒が大好きなのよ…。
お酒は飲まない事が一番よね♪
お2人は偉いわ〜!」
椛「いえいえそんな。」
藍子「2人はいつも飲まないのかしら??」
椛「そうですね、私達はいつもお酒は全く飲まないです。」
藍子「益々素敵だわぁ〜♪
どんどんファンになっちゃう〜!!」