第11章 追憶のカラクリ箱
そこには、子供達が予想していなかった人物が、出迎えに来ていた。
安室「やぁ、君たち♪」
元太「あれっ??探偵の兄ちゃん!!」
元太が先頭にいた為、隠れて最初見えてなかったが、その言葉に後ろにいた子供達も顔を出す。
コナン「安室さん!?」
その姿を見て驚きを隠せない。
灰原も、コナンの後ろから厳しい目を向けている。
光彦「なぜ、安室さんがここにいるんですか??」
安室「君たちと似た様な理由さ。
さぁ、どうぞ。
ご夫婦も、中で皆んなの事を待ち侘びてるよ。」
大きく扉を開き、皆を中に招き入れた。
光彦・歩美・元太「「「お邪魔しまーす!!」」」
安室を先頭にリビングに向かう子供達。
一番後ろをついて歩くコナンと灰原は
哀「何であの人がいるのよ?
あなた知ってたの?」コソコソ
コナン「知らねーよ!
知ってたら先にオメーに伝えてるよ!」コソコソ
リビングに入るとソファに座る康彦の姿が目に入る。
藍子「少年探偵団の皆んな♪
よく来たわね、いらっしゃい♪」
藍子の声の方に目を向けると、もう1人、見慣れた顔がキッチンに立ってることに気付く。
歩美「椛お姉さん!!」
光彦「あれっ!!椛さんまで!」
元太「俺たちの為に、すき焼き作ってくれるのか?」
藍子「あら!?
この子達と椛さん達は知り合いだったの?」
椛「えぇ、最近ですけど。」
藍子「そうだったの!!ではちょうど良かったわね♪」