第11章 追憶のカラクリ箱
安室「所で、今日は他の方も何名かいらっしゃると伺ってましたが…
後、何人いらっしゃるのですか?
随分と大人数の様ですが…」
テーブルに、セッティングされているお皿の枚数を見て気になったのか、2人に問いかける。
藍子「先日、同じ様に困ってるところを助けてもらって、お世話になった子供達がいてね。
飼っていた飼い犬が逃げ出しちゃって、迷子になってしまったのよ。
この人と外を探し歩いていたんだけど、中々見つからなくてね…
諦めかけてた時に、その子達に会ってね。
一緒に探してくれて、見事私たちの元に連れ帰って来てくれたのよ。
だから、その子達にもお礼がしたくね。
別日でも良かったのだけれども、すき焼きだし、大勢の方が楽しいかなの思って、
今日、一緒に招待させて頂いたのよ。
急に人数が増えてごめんなさいね。」
安室「いえいえ、こちらは全然構いませんよ!
大人数で楽しそうですね。」
康彦「そろそろ時間だから来る頃だろう。
どうぞ、お二人は先に座っててください。」
康彦に言われ、大きなソファに座る様促される。
椛「藍子さん?
もし良ければ私、準備何かお手伝い出来ることありますか?」
藍子「いえいえ、良いのよ。
今日は椛さんはお客様なんだから。」
椛「では、その子供達が来るまででも。」
藍子「うーん、、、そう??
じゃあ、お言葉に甘えてお願いしようかしら♪
実は準備が押しちゃっててw」
椛「えぇ、もちろん大丈夫です。」
そう言ってキッチンに入っていく彼女。