• テキストサイズ

ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第10章 小さな探偵さん


帰路についたコナンを見送り、玄関の扉が閉まると

赤井「、、、俺の分は無いのか?
そのケーキ。」

椛「今日、コナン君にまさか工藤邸に、連れて来られるとは思ってなかったもん。
知ってたら、一緒に作って持って来てただろうけど、流石に2個は作ってきてないよ。」

赤井「まぁ、それはそうだよな。」

そう言って赤井はリビングに戻ろうと、体の向きを変えて歩き出す。

その後ろ姿は、少し残念がってている様に見えた。

椛「そもそも、甘いものはそんなに好きじゃないんじゃなかったっけ?」

赤井「『椛先生』のケーキは砂糖不使用だから食える。」

椛「そうですか。
それは。
そう言って頂けて光栄ですね♪」

2人は夕飯の支度をする為リビングに戻ってきた。

夕飯の支度といっても、今日彼が昼間から煮込んでいるビーフシチューがあるとの事で、ご飯が炊き上がるまでに、2人でのんびり付け合わせのサラダを作る事にした。

もう彼女の講座を受講し始めて数ヶ月経つ。

お陰様で調味料のストックが充実している為、ドレッシングも一瞬で出来あがる。

椛「コナン君が持ってた便利グッズって、どうやって手に入れてるのかなぁ?」

赤井「まぁ、俺の口から言う事は気が引けるが…
坊やと関わっていればそのうち分かる。」

椛「そっか〜。
市販品じゃなくてオリジナルだよね?
きっと。
そーゆーの作ってくれる人、知り合いにいるの良いな。
私にも紹介してくれないかな〜、コナン君。」
/ 1093ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp