第2章 初めてのディナータイム
結局、時間も時間なので夕飯を一緒に食べて、その後にデザートを頂くことに。
明日からポアロは休業になるので、残りのケーキもテイクアウトで各々お土産として頂けるとのこと。
毛利先生の一番弟子の特権(?)ということらしい。
コナン(それってポアロの職権乱用じゃねーのかよ…大丈夫かw)
お隣のいろは寿司で夕飯を済ませるか?という話も出たが、
蘭「ええっ〜!今日の夕飯の買い物終わらせてきちゃったよぉ〜。。。」
とのことで、まさかの夕飯を皆でご馳走になることに。
毛利家はなんと寛大な人達なのだろう。
安室「ケーキを詰めてから上がりますので、皆さんは先に行っててください。」
そう言われて、先に皆で上に上がる。
時間は17時半。
ちょっと早めの夕飯という事になりそうだ。
蘭「お茶入れるから先に皆はリビングで待ってて。」
そう言って1人キッチンに向かう廊下を進む蘭。
リビングでは園子が先ほどの事件の様子を「本当にびっくりしたんだからぁ〜!!」と改めて小五郎に話をし始めた。
その様子をコナンがジト目で眺めてる。
女性「なんか私までお邪魔しちゃってすみません。」
リビングを離れキッチンに立つ蘭に声をかける。
蘭「!!いえいえ!!全然大丈夫ですよ!さっきは本当怖かったですね。怪我がなくて本当に良かったです。」
お茶の準備をしながら答える蘭。
女性「私も手伝います。」
お茶の準備をしている蘭の横に立つ。
蘭「いやいや!!お客様なんで皆と一緒に待って頂いて大丈夫ですよ!!
え〜っと〜…」
蘭は名前を呼ぼうとしたが、そういえばまだ聞いて無かったと言い淀む。
女性「まだ自己紹介がまだでしたね。
私は椛。結城 椛です。」
蘭「椛さんですね!!
私は蘭!毛利蘭です!!」
椛「蘭ちゃん…素敵な名前ね♪」
そう言って蘭の名前を呼び微笑む。
蘭「そんな…嬉しいです。」
急に褒められた事が恥ずかしかったのか、少し照れる様にお茶の用意を続ける蘭。
そんな純粋な彼女の姿に癒される。