第9章 芝浜離宮恩賜庭園
椛「まぁ、、、
楽しんでもらえたなら、良かったですよw」
安室「椛さんはいつも、ビックリ箱みたいですよねw
一緒にいて飽きないですよw
ふふふふっ♪」
椛「それを言うなら、安室さんこそビックリ箱じゃ無いですか!
安室さんといると、必ず何かしら事件に遭遇するんですけど…
どんな星のもとに生まれたんですかw」
安室「そうですか??
まぁ〜…
米花町は事件が多い街ですからね…」
椛(いやいや!
今日も然り、
米花町以外でも、事件に遭遇してるんですけど…)
安室「それにしても、
椛さんのカバンは、いつも『必要な物』が『必要な時』に出て来ますね♪
まるで四次元ポケットみたいですねw」
椛「あははは〜!
そうですか?
…私が四次元ポケットを持ってる事は、皆には秘密にしてください♪」
そう言って、口にチャックをかける仕草をしている彼女の姿が、横目に映る。
安室「ははっw
分かりました。『2人だけの秘密』ですねw」
椛「そうです、『2人だけの秘密』ですw」
車内には穏やかな笑い声が響く。
先程まで、ひったくり犯を捕まえる為、やりあっていたとは思えない程、平和な空気が車内には漂っている。