第8章 裏の理事官
その後、改めて今後の流れと、現状の説明を受ける。
黒田「何か気になる事や、希望があったら言ってくれ。
可能な限り対応する。」
椛「うーん、、、そうですね。
もしかしたら、何か危険な事に遭遇する可能性もあるんですよね?
出来れば何かあった時の際に、自分の身を守る術を増やしたいなとは思いました。」
黒田「あくまで、降谷の生活圏に居てくれればいい。
ただ、アイツの周りは実際危険なことも多い。
もし危険を察知したら真っ先に自分を守る事を最優先に考えてくれ。」
椛「では、私自身の身も守りつつ、彼の役に立つ様な事はありますか?」
黒田「まぁ、あえて欲を言えば、、、
一番は射撃の腕があると良いとは思うが…」
椛「それでしたら可能なら、それを学びたいです。
射撃なら、40代に入ったら猟銃の資格そもそも取ろうと思ってたので。
けど、流石に今回の件は銃刀法違反か…」
黒田「いや、そこは何とでもなる。
君にやる気があるなら構わんよ。」
椛「では是非お願いします!」
黒田「あぁ、それで手配しよう。
指導は私が行う。
各週で上達具合をチェックしよう。
ただし、やってみて筋が無かったらそれまでだ。」
椛「分かりました!
頑張ります!!」
そう言って腕を上げファイトポーズを取っている。