• テキストサイズ

ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第8章 裏の理事官


椛「それは、今の伺った話の内での話ですし。
そんな大したことじゃないんじゃ、、、。」

黒田「君がどう思おうが構わない。
もちろん無理強いはしないが、出来れば君に引き受けてもらいたい。」

椛「けど、、、
私に務まるかどうか、、、。」

黒田「可能な範囲でかまわない。
こちらはとにかく情報が少しでも多く欲しい。
潜入してる捜査官の為にも。」

椛「うぅ、、、。」

黒田「『この国の為』なんだ。
どうか力を貸してほしい。」

そう言って軽く頭を下げる黒田。

椛(いやぁ~、、、
最後の言葉はズルいでしょ、、、黒田さん。

凄い口説き文句だな、、、。)

この国に生まれたことを誇りに持ってる人間にとって、『その言葉』には非常に弱い。

椛「黒田さん、、、 
頭を上げて下さい、、、。」

そう彼女が言うとゆっくりと頭を上げる黒田。

大柄な恵まれた体格に、大小様々な古傷が見え隠れする顔。

意思が強そうな中に優しさが見える瞳が、真っすぐと自身を見据えている。

椛(参ったなこれは、、、。)
/ 1093ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp