• テキストサイズ

ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第8章 裏の理事官


黒田「今、ある案件で潜入捜査中の警察官、その『人物』の監視を依頼できる『一般人』を探している。」

椛「監視ですか?」

黒田「あぁ。
監視と言っても一日中へばりついてるわけでは無い。
あくまで自然な形で社会に、その『人物』の『生活圏』に溶け込めるような感じだ。」

椛「それって、探偵さんとかには頼めないのですか?」

黒田「監視と言っても数日の話ではないし、数ヶ月以上になるような話だ。
それにその『監視対象の人物』は優秀なんでな。
探偵では調べれば肩書ですぐ割れるからな。
ものの1日持たず正体がバレるだろう。」

椛「そうですか、、、

そもそもなぜ私にその話を?
私にはそのようなツテは持って無いですが、、、。」

黒田「君にそれを頼みたい。」

椛「私ですか…?」

黒田「そうだ。」

椛「正直、何故黒田さんが、私に話をしたのか全く理解できません。

そもそも、その潜入捜査中の『人物』って『公安』の方なんじゃないですか?

そんなエリートの監視なんて勤まる気が全くしないし、イメージもつきませんよ。」

『無理無理』といった具合に手を左右に振り黒田に向けて苦笑する。

だが黒田は興味深そうな目を向けて、

黒田「ほう…。
何故そう思ったんだね。」

黒田は一瞬目を光らせた。
/ 1093ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp