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ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第42章 ポアロのギタリスト



椛「……零、近いよ……」
 

降谷はほんの少し笑みを漏らして、
そのまま静かに頭を傾け、椛の髪に指を滑らせる。
 

降谷「近いって……それくらいが、ちょうどいいんじゃないか?」


甘く、静かで、でも確実に心を揺さぶる距離感。

大人の恋愛ならではの、互いの存在を確かめ合うような時間だった。


降谷「椛?」

椛「うん?」

降谷「その仕込み作業終わったら、今日やらなきゃいけないことは終わりか?」

椛「うん、そうだね…」

降谷「それ後、どれぐらいで終わる?」

椛「うーん…
15分から20分ぐらいかな。」

降谷「あと少しだな。」

椛「零は?
今日やらなきゃいけない仕事とかもういいの?」

降谷「今日やらなきゃいけない事はもうないよ。
仕事なんてやろうと思えばいくらでも出てくるけど…」

椛「まぁ、そうだよね…」

降谷「そしたら椛の仕込みが終わるまで、俺もリビングで作業しようかな…」

椛「うん、どうぞ?」

降谷「その代わり、終わったら思いっきり抱きしめさせて?」

椛「うふふw
今のこの体制は、思いっきり抱きしめてるうちに入らないの?」

降谷「抱きしめてるうちには入るが…
もっと溶け合うぐらいの熱い抱擁の方…」
 

最後は耳元でそっと囁かれる。

その息遣いには夜の匂いが混じり、柔らかくも官能的で…

彼の声はまるで、麻薬のようだと椛は思う。
 
 
 



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