第42章 ポアロのギタリスト
そのまま椛はキッチンに戻ってくると、宣言通りにパンを焼く準備をする。
ボールに入れて発酵させていた生地を指で押しながら、状態を確認する。
椛(うんうん、良い感じに発酵してるな♪)
軽く全粒粉をかけて捏ねると、軽く丸めて焼きを入れ始めた。
あとは焼けるまでほっておくだけなので、キッチンタイマーをつけるとストレッチの続きに戻っていった。
降谷「パンふわふわだな…
めちゃくちゃ美味しい…
パンはやはり、焼きたてに限るな…
これはバターとか、油は使ってないのかい?」
椛「うん、バターもオイルも全く使ってないよ。
油っぽいパン、あまり好きじゃないんだよね。
特に夜は油の消化、内臓に負担がかかるから油もの控えたいし…
だから古代焼きパン派。」
降谷「古代焼きw
椛っぽいなw」
椛「そう?」
降谷「それにしてもこのパン本当に美味しいよ。
ポトフにもよく合う…
小麦粉も…
なんかちょっと変わってる?」
椛「それは全粒粉で作ってるんだよ。
精製された小麦よりも味が濃くて好きなんだ♪」
降谷「なるほど…
今度、ポアロでも取り入れようかな…」
椛「あはははっ!
いよいよポアロで自家製パン焼き始めちゃうの?
もう喫茶店の枠、完全に超えてるw」