第42章 ポアロのギタリスト
秀一「……
元気そうだったか?」
椛「うん、元気満々って感じだったよ?
蘭ちゃんと園子ちゃんと仲良くしてるみたいだったし。
今日これから、バンドの練習でスタジオに行くって言ってた。」
秀一「そうか…」
椛「なんか、コナン君の事怪しんでる?と言うか、
変な絡み方してたけど…
何か思い浮かぶ節ある?」
秀一「いや…
今の真純の事はあまり、正直よく知らないしな…」
椛「そう…」
赤井の表情と言うか、声色が何となく哀愁が漂っている気がして、
それ以上深く聞く気にはなれなかった。
そのまま結局、お茶を飲みながら話し込む2人。
話は先日のクレーの日に戻る。
椛「秀一のクレーの数字が良すぎるって、彼、怪しんでたわよ?」
秀一「過去は変えられ無いが…
安室君が来るとわかっていたら、もう少し低い数字でも良かったかもな。」
椛「…」ジト目
椛(本当にそう思ってるのかしら…)
椛「そしたら私が1番だったかもね!」
秀一「それはそれでまた問題な気もするが…」
椛「今度行く時は、彼も一緒に行く気満々だったわよ?」
秀一「…それは楽しみだな。」
椛(結局勝負する気、満々じゃん…)ジト目
なんだかんだで、負けず嫌いな2人に挟まれる未来が目に見えて、
少しゲンナリする椛であった。