第41章 親友との縁故
博士「いやぁ〜、ワシももちろん見てみたいが…
こんな子供達ゾロゾロ連れて大人数で行ったら、流石に迷惑じゃろう?」
雄二「そんな事はないですよ。
それに観客が居た方が、撃ち甲斐もある。
俺たちはイヤーマフしてるから、皆の声援は聞こえないけどね。」
灰原「まぁ、良いんじゃない?
先方もこう言ってる事だし。
たまには新しい所に行ってみても?」
と言う事で、結局皆で行く事になり…
今日に至る。
博士の車に沖矢の車、そして篤達が乗る車とそれぞれ分かれて目的地に向かっている。
高速道路を走る車窓を見ながら、なにやら考え込む様子のコナン。
コナン(あの時多分…
昴さんは椛さんがあの店にいる事、知ってたんだろうな。
俺たちと道で鉢合わせる前に、きっとショーウィンドウの外から、椛さんの姿を目撃してたんだ…
昴さんは何で今回、一緒に行きたがったんだろうか…
結局、あの時も椛さんの正体に確信をつく事は出来なかった…
あの2人、やっぱりただの友人じゃないのか?
昴さんは…
俺と父さんに黙ってるだけで、椛さんの正体を…
本当は知っているのか?)
険しい顔をして外を眺めているコナンに気づき、灰原が声をかける。
灰原「難しい顔しちゃって…
何考えてるの?
工藤君?」