第41章 親友との縁故
最後は興奮する様に思わず少し声が大きくなる篤の説明に、篤のクレー仲間の4人は大きく頷きながら耳を傾けていた。
博士「ほぉ〜!
それは大したもんじゃのぉ!」
博士(それにしても…
椛君は…
何を目指してるんじゃ?w)
歩美「椛お姉さん凄い〜!
1位とかカッコいい〜!」
光彦「椛さんの新たな一面を知りました!」
元太「なんでも1番はカッコ良いよな!」
無垢な子供達に素直に褒められて、流石に少し照れた様に微笑みを向ける椛。
先程から話を静かに聞いていた、沖矢がここで声を上げる。
沖矢「…その今度、椛さんが実弾デビューする時、私も一緒に行っても構わないでしょうか?」
椛「えっ?」
篤「おぉっ!
お兄さんもクレー射撃経験者ですか?」
沖矢「……昔かじったぐらいなので、今は当たるかどうか分かりませんが。
話を聞いていたら、是非またやりたくなりました。」
篤「そうなんですね!
自分達はもちろんウェルカムですよ!!
是非一緒に行きましょう!」
敦子「わーいっ!
メンズ増えるの嬉しい!
お兄さん、私達と同じぐらいに見えるのですが…
お幾つですか?」
沖矢「…27です。」
敦子「おぉ!そしたら私と篤とタメだ!
ちなみに雄二が28で、加奈が26!
皆んな同世代!!」
沖矢「…そうでしたか、それは嬉しいですね。」