第41章 親友との縁故
歩美「わぁーいっ!
じゃあ皆んなで向かおう!」
そのまま、話の流れで沖矢も一緒に向かう事になる。
身体を返して、皆でお店に向かって歩く。
博士の前を歩く沖矢の隣に、ササっとコナンは並んで声をかけた。
コナン「昴さん?
パフェ好きだったの?」
沖矢「いや、甘すぎるのは得意ではないですが…
そのお店のパフェはそんな事ないと、ネットで見ていたので。
機会があれば行ってみたいなと、少々気になっていたんですよ。」
コナン「へぇ〜、そうだったんだ。
なんかちょっと意外かも…」
博士「まさか、昴君も目をつけていたお店だったとは…
やっぱり人気店なんじゃなぁ!」
沖矢「気になっていたとしても、流石に男1人では入りずらいなと思っていたので…
ここで皆にバッタリ会えて、良い機会でした。」
店前に着くとガラス張りの店外からは、お店の中の様子がよく見えた。
確かに、先程沖矢が言っていた様に、待ちで並びは出来て居ないし、店内もまばらに席が空いている様に見える。
入り口で博士が予約の名前を告げていると、店内の様子を眺めていた歩美がふと声を上げる。
歩美「ねぇねぇ、あれって〜…」
確認する様に店内に足に進めると…
見知った後ろ姿。
更に確認しようと近づくと、確信したのか声をかける。
歩美「やっぱり!
椛お姉さん!」
椛「えっ?歩美ちゃん?」
後ろから名前を呼ばれて振り向くと、いつもの可愛く無邪気な笑みを浮かべた、歩美の姿が椛の目に入った。