第41章 親友との縁故
光彦「椛さん!
こんにちは!
歩美ちゃんは、今日よく知り合いを見つける日ですねw」
椛「光彦くん…
と言う事は…
いつものみんなが居るのかな?」
確認しようと大きく振り向くと、そこには予想通り、毎度お馴染みのメンバーの顔ぶれが椛の視界に入った。
椛「元太君に、博士に…
コナン君と哀ちゃんと…
あれ?
昴さんも?
なんかちょっと意外。」
元太「昴の兄ちゃんは、来る途中にバッタリ道であったんだぞ!」
椛「へぇ〜…
そうだったんだね。
あっ、博士こんにちは♪」
博士「やぁやぁ!!
まさか椛君もここに居るとはな。
…お友達とデザートの市場調査か何かかの?」
椛「いえ、今日はプライベートで。
人を紹介して頂いてまして…」
博士「紹介?
雰囲気からしてみても、友人同士に見えたのじゃが…」
それまで、知人に声をかけられた椛の様子を伺っていたが…
椛と同じテーブルに座っていた男女たちが、顔を見合わせ微笑みあっていた。
椛は自身の隣の席に座る男性にまず視線を向けて、博士達に紹介する。
椛「この方は私お世話になってる、樫村篤コーチです。」
篤「どうもこんにちは、樫村です!」
椛「その篤さんのご友人で、今日ご紹介頂いた…
奥から敦子さん、加奈さん、雄二さん。」
椛に名前を呼ばれて、博士達に向けてそれぞれ軽く頭を下げていた。