第41章 親友との縁故
光彦「おぉ!
やはりご存じなんですね!
まさしくそこです!」
元太「博士が予約してくれたんだぞ!」
4人で話を進めていると、後ろを歩いていた博士とコナンと灰原が追いついてきて足を止めた。
博士「こんな道端で会うなんて奇遇じゃのぉ〜。」
沖矢「本当にそうですね。
…これから、子供とパフェ専門店に行くとか?」
博士「そうなんじゃよぉ〜!
子供達にせがまれてな。
何とか予約が取れてよかったわい。」
沖矢「ちょうど今し方、そのお店の前を通ってきましたが…
大口のキャンセルが入ったのでしょうか?
人気で、いつも混み合っていると耳にしていたのですが…
先程外から店内見た感じ、今は空いてそうな感じでしたよ。」
博士「そうなのかぁ!
まぁ、いつも予約でいっぱいと聞いていたが…
今日は空いてるなら、その分ワシらが沢山注文しても〜…」
途中まで言って、再び後ろから鋭い殺気を感じて、ゆっくり振り向く。
そこには先程よりも、射抜くような鋭い視線を向ける灰原の姿があった。
博士「すみません、なんでもないです…」
コナン(本当にもう博士も…
毎度の事ながら諦めが悪いぜ…)ジト目
沖矢「もし良ければ、私も一緒にお店に行ってよろしいでしょうか?
人気店と聞いて、ちょっと気になっていたんですよね。
もし席が難しそうなら、もちろんそのまま諦めて帰りますが。」
光彦「おぉ!
是非!
良いんじゃないですかね!」
歩美「昴さんスイーツ男子だね!」
元太「食いもんは、
『皆んなで食べた方が美味い』
って母ちゃんも言ってたぞ!
良いよな?博士!」
博士「あっ、あぁ。
もちろんワシはかまわんよ。」