第7章 緋色の友情
赤井「いや、いい。
このままリビングにいてくれ。
玄関を開けてくる。」
そう言ってキャメルとジョディを招き入れ、彼女もいるリビングに連れてくる。
ジョディ・キャメル「「えっ!!??」」
俺以外、この家に誰もいないと聞かされていた2人は彼女の姿を見るや否や至極驚き固まっている。
椛「、、、あぁ~。
、、、こんばんは~。」
流石に挨拶はした方が良いと思ったのか、固まっている二人に向かって渋々声をかける彼女。
キャメル「あっ、こんばんは~。」
返答を返すキャメルとは対照的に、それでも口を開けたまま固まっているジョディ。
キャメルがそのまま最初に言葉を発した。
キャメル「…赤井さんの彼女さんですか??」
椛「違いますっ!!」
赤井「いや、、、。」
目一杯否定する彼女と対照的に静かに否定する赤井。
その様子を見て安心するようにホッとした顔を見せるジョディ。
赤井「今しがた、俺の変装が彼女に見破られた所だ。」
ジョディ・キャメル「「えっ!!??」」
再度驚きを隠せない二人。
やはり二人は外国人、日本人とはリアクションの大きさが全く違う。
赤井「ちなみにスナイパーだと言う事も、彼女に見破られた所だ。」
ジョディ・キャメル「「はぁぁぁぁぁ!!??」」