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ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第40章 立夏の約束事



 
キス魔の応酬がひと段落すると、2人で並んでダイニングテーブルに座った。
 

椛「ふぁ〜、今日もいい匂い♪」

降谷「この匂いを嗅ぐと一気に…
と言うか、めちゃくちゃお腹空いたなw」
 

土鍋の蓋を開けると、艶々と輝く炊き立ての白米の香りが部屋中に広がる。

彼にご飯を盛ってもらったお茶碗を受け取ると、御礼を言って嬉しそうに顔を近づける。
 

椛「昨晩、夕飯飛ばしちゃったからね〜…」

降谷「ははっw
まぁ、そんな事もある…」

椛「…3大欲求の優先順位、絶対間違えてる…
考えものだな〜…」ジト目

降谷「いや、だから俺は3大じゃなくて4大だから。」

椛(あぁ…
そういえばそんな事言ってたな…)

椛「そんなドヤ顔で言わなくても…」ジト目

降谷「まぁ、良いじゃないか!
冷めないうちに頂こう!!」

降谷・椛「「いただきます!」」
 

昨日、夕飯を食べずに寝てしまった為、嬉しそうに箸を勧める2人。

洋食も多国籍料理も頂くが…

やはり和食は食べると、細胞に染み渡る感覚がする。

2人とも前日のランチ振りの食事に、胃袋も潤い喜んでいる感じがした。
 
  
 
 
 


食事が終わると、洗い物をする彼の横で、食後の紅茶を入れる準備をする椛。

今日はハーブティーにしたのか…
今度はレモングラスの良い香りが、室内に広がっていく。
 
 




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