第1章 ファーストコンタクト
目暮警部「…なるほど。そして急に軽トラが突っ込んできたと言うことか…」
トラックの運転手は病院に運ばれ、その間に外に出ていた梓さんが戻ってきてポアロの惨状に絶句している。
目暮警部と、高木刑事が現場の状況を確認している。
トラックの影響で出入りしづらくなってしまった店内を、現場検証の為鑑識や検視官が出入りしている。
帰ってきた小五郎も合流しており
目暮警部「ついさっき別れたばかりだと言うのに…またお前の顔を見る羽目になるとはな…」ジト目
小五郎「いやぁ〜こんな事になるなら警部と一緒にパトカーに乗せて貰えば良かったですな!!ははは〜」
目暮警部「何を言っとるんだ。そんなこと言っとる場合か…下手したら建物ごと崩れていたかもしれなかったと言うのに。」ジト目
トラックが突っ込んだのはちょうど窓付近だった為、柱等の耐震に影響がありそうな箇所は無事のようだった。
目暮警部「それで?
事件当時店内に居たのは
・トイレで亡くなっていた男性
・トラックに轢かれた男性
・蘭くん、園子くんに、そしてコナンくん
・店員の安室くん
・そしてそちらの女性客
・店員のあずささんは事件時、外出中
で間違い無いんだな?」
安室「ええ、そうです。」
目暮警部「先程話だと、その亡くなった男性2人はここで待ち合わせをしていた様だとの事だったが…
2人は常連さんかね?」
安室「僕は最近ポアロに入ったので分かりませんが、僕が覚えている限りだと初めてだと思います。」
目暮警部「あずささんはどうかね?覚えはあるかね?」
あずさ「私も見た事ないので…初来店の方々だと思います。」